第12回 「晩夏に似合う北海道産のワインたち」
2009年8月25日に開催された第12回目。今回は第1団のファイナルということで、特別なワインをセレクトしました。
セミナー講師は、「ナカザワヴィンヤード」のオーナーで、栽培責任者でもある中澤一行さんです。ブドウ作りのスタートは白ワイン品種のみというこだわりで、日本でも栽培が難しいとされる品種にも取り組んでこられたお話や、除草剤や化学的な肥料を使わずに栽培し、極力自然の力に任せて栽培を続けているブドウ畑の歩みと、作り手の醍醐味などを、じっくりお話しいただきました。 |
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今回のひと皿目は、前菜5種の盛り合わせ。中央のソースのようなものは、12年物のバルサミコ酢。
真ゾイのカルパッチョをはじめ、生ハムなどの素材の風味をいかしたメニューに合わせたのは、ナカザワヴィンヤードの大人気商品「クリサワブラン」。
ケルナー、ピノグリ、ゲヴュルツトラミナー、シルヴァーナの4品種のブドウを絶妙なバランスでブレンドした一品です。ゆっくりと変化する余韻が長く楽しめました。
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パスタは、大ぶりのホタテとカラスミのバベッテーニ。
ジェノベーゼソースがたっぷりのボリューム満点パスタです。
合わせたワインは、松原農園の「ミュラー・トゥルガウ2008」。
風味がパスタに添えられたルッコラやソースのバジルと絶妙なマリアージュでした。
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メインのローストポークに合わせたワインは、「北海道ワイン35周年特別限定 赤」。
ピノノワールとツヴァイゲルトレーベのブレンドで、重すぎない飲み口が、
柔らかくローストされたポークとハーブバターソースに良く合います。
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こちらは有料試飲の歌志内太陽ファームの「ペンケ・ウタシュナイ2005」。
2005年は気候に恵まれた年で、このワインもその恩恵をたっぷり受けたのを実感できるものでした。
熟成が進んだフルボディタイプで、北海道ワインと飲み比べを楽しんでいるお客様が多かったようです。 |
今回が第1弾のファイナルとなりました。なんと皆勤賞の方が2名もいらっしゃいました!
1年間、主催者側も皆様とともに和やかに飲み、語らうひとときを楽しませていただきました。
各回とも、たくさんの皆様にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
第2弾も9月からさらにパワーアップして開催を続けますので、皆様どうぞまたご参加ください!
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※こちらから、代表
阿部さおりのブログの記事もどうぞご覧ください。 |